Context|背景 / 仮説
POROMAT v0.1では、ラオス現地のField Logに加えて、Rhino / GrasshopperによるDigital Proof Logを証拠生成の起点として扱う。
今回の仮説は、透水・排水・地表構造において、パターンの違いが空隙率、流路、施工性、再現性に影響するというもの。
比較対象は以下の3つ。
- Grid pattern
- Voronoi pattern
- Random porous pattern
Intervention|何をシミュレートしたか
Rhino / Grasshopper上で、同一面積の地表モジュールに対して、異なる開口パターンを設定し、以下の評価軸で比較する。
- 空隙率
- 水の逃げ道の連続性
- モジュール化しやすさ
- 材料加工のしやすさ
- 現場での再現性
Before / After|比較対象
Before
未整備地やぬかるむ地面では、水の逃げ道が設計されておらず、雨後に滞水・泥濘・動線障害が起きる。
After
地表面に最小の構造を与えることで、水の逃げ道、足場、補修単位、施工手順を分解できる可能性がある。
Observation|観察・失敗
Grid patternは再現性と施工性が高いが、地形の不規則性には弱い。
Voronoi patternは自然地形との相性が高く、流路の多様性を持つが、加工・施工の難易度が上がる。
Random porous patternは現地素材との相性を検証しやすいが、性能比較の基準化が難しい。
現時点では、美しい形状よりも、施工・記録・再現が可能な形状を優先する必要がある。
Next|次の判断
次の検証では、Grid / Voronoi / Randomの3パターンについて、以下を数値化する。
- 開口率
- 推定貯留量
- 排水方向
- 材料点数
- 施工ステップ数
この比較をもとに、POROMAT Log Sessionの初期サービス資料へ転用する。
