Sapiens Off-grid City | “人間の家”の設計思想とプロセス

【人間の家】第48回日新工業建築設計競技 二等案

ル・コルビュジエが著した『人間の家』(1942年発表。鹿島出版会、1977年)では、第二次世界大戦中の疎開先から、ナチスに破壊されたパリの街をいかに再建するかという意欲的な都市計画案が示されました。私たちも、このコロナ禍において、その先にある本質的でポジティブな提案を考えることが大切なのではないでしょうか。

審査員:西沢立衛・平田晃久・吉村靖孝・羽鳥達也・藤村龍至・相臺志浩


concept:人々の居方が様々に誘発されるような傾斜勾配によって生み出される生活様式。不便さとは人間にとって悪影響ではなく、良い影響を及ぼすものである。機能優先ではない地形環境優先な都市構造の提案。